結婚生活は決して平坦な道ばかりではありませんでした。結婚直後に加山さんの親族が経営するスキー場ホテルが倒産し、加山さんは当時の金額で数十億円とも言われる莫大な連帯保証債務を背負うことになります。
過酷な状況下でも、松本めぐみさんは取り乱すことなく「私がしっかりしなきゃ」と家計を切り詰め、夫が地方公演やキャバレー回りなどで地道に完済へと向かう日々を精神面・生活面の両方で支え抜きました。
さらに近年、加山さんを襲った誤嚥性肺炎、脳梗塞、そして小脳出血という度重なる健康の危機においても、松本さんの献身的なケアが奇跡的な回復の原動力となりました。医師やリハビリスタッフと綿密に連携しながら、徹底した減塩料理や歩行訓練のサポートを自宅で行い、加山さんの奇跡的な復帰劇を一番近くで支え続けたのです。