松田陣平を語る上で外せないのが、捜査一課でバディを組んでいた佐藤美和子刑事との関係性です。配属当初、勝手な行動が目立つ松田に反発していた佐藤刑事でしたが、その鋭い洞察力と警察官としての覚悟に触れる中で、次第に惹かれ合っていきました。
観覧車のゴンドラ内で死を覚悟した松田が、爆弾のありかを伝えるメールの最後に添えた言葉――それが「追伸、あんたの事、割と好きだったぜ」というメッセージでした。
このメールは、佐藤刑事にとって長年消えない心の傷(トラウマ)となり、松田の殉職以降、彼女の携帯電話にはそのメールが大切に保護され続けることになります。ぶっきらぼうでありながらも不器用な優しさと情熱を秘めた松田の生き様が凝縮されたこの名言は、ファンの間でもシリーズ屈指の切ない名シーンとして語り継がれています。