日本体育大学ソフトテニス部が全国にその武名を轟かせた決定打といえば、全日本学生選手権大会(インカレ)における大学対抗選手権・個人ダブルス・個人シングルスの三冠制覇です。大学単独で主要タイトルを総なめにする快挙は、学生ソフトテニス史に刻まれる金字塔となりました。東日本学生選手権をはじめとする各主要大会でも男女ともに常に上位を独占し、2026年現在もその強固な牙城は揺らいでいません。
日体大ソフトテニス部男子の主力には、高校時代に全国トップクラスの実績を引っ提げて入学した精鋭が名を連ねます。例えば、三重高校出身で最上級生としてチームを牽引する朝倉嵩貴選手(前衛)をはじめ、名門高校のエース格が各学年にひしめき合っています。男子だけでなく日体大ソフトテニス部女子もインカレ上位の常連であり、男女双方が国内屈指のハイレベルな練習環境を共有しています。
日体大ソフトテニス部監督やコーチ陣が標榜するのは、伝統的な「精神力」に偏重した指導ではありません。相手ペアの配球傾向や打球速度をデータ化し、局面ごとのポジショニングを最適化する戦術眼の養成に重点を置いています。公式X(旧Twitter)やInstagram(フォロワー数7,600人超)で速報される試合展開を見ても、序盤の劣勢を戦術修正によって覆す試合巧者ぶりが際立っています。