片耳が詰まった感じは病気のサイン?放置厳禁の理由と受診目安

片耳が詰まった感じは病気のサイン?放置厳禁の理由と受診目安

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片耳の閉塞感で最も警戒すべき疾患のひとつが突発性難聴です。ある日突然、文字通り「朝起きたら片耳が聞こえにくい」「電話の声が急に聞き取れなくなった」といった形で発症します。突発性難聴の初期症状は、明らかな聞こえにくさだけでなく、「耳の奥に膜が張ったような感覚」や「高音の金属的な耳鳴り」として自覚されることも多く、単なる耳詰まりと勘違いされやすいのが罠です。

また、20代〜40代の女性に急増しているのが急性低音障害型感音難聴です。こちらは低い音だけが選択的に聞き取りにくくなる病気で、エアコンの室外機の音や男性の低い声がこもって聞こえたり、ゴーという低い耳鳴りを伴ったりします。

これらの疾患で何より重要なのは治療開始までのスピードです。耳鼻科へは何日以内に行くべきかという点について、専門医は口を揃えて「発症から48時間以内、遅くとも1週間以内」を推奨しています。内耳の有毛細胞への血流障害やむくみは時間経過とともに固定化し、受診が遅れるほど完治率が低下して後遺症が残るリスクが高まるためです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。