インターネット上の掲示板やSNS、グルメレビューサイトに寄せられたうまいもの処ゆめぜん 東大阪 ネットの反応を検証すると、いくつかの象徴的な傾向が浮かび上がってきます。現地取材で得られた関係者の証言や利用者の生の声をもとに、その実態を掘り下げます。
都内から定期的に東大阪の機械メーカーへ出張している40代の技術営業職は、次のように語っています。
「出張時は長田駅近くのホテルを利用することが多いのですが、夜の食事でチェーン居酒屋に入ると騒がしくて仕事の整理ができない。ゆめぜんはカウンターの居心地が良く、店員さんがその日のおすすめ鮮魚や地酒についてさりげなく教えてくれる距離感が絶妙です。一人でも気後れせず、刺身と数品つまんで地酒を飲んでも4,000円程度。翌朝のバイキングも温かいおばんざいが並び、出張の定宿と晩酌先として固定しています」
一方、地元企業で総務を担当する30代の幹事担当者は、宴会時の使い勝手を高く評価しています。
「忘年会や部署の送別会で個室を利用しました。参加者の年齢層が20代から60代まで幅広く、料理の好みが分かれるのが悩みでしたが、ゆめぜんのコースは揚げ物一辺倒にならず、刺身や煮物の味付けが上品で役員陣からも好評でした。飲み放題の提供スピードもスムーズで、幹事として余計な気を使わずに済んだのが一番の収穫です」
ネット上の投稿では「ホテルの1階にあるため最初は敷居が高そうに見えたが、入ってみると価格設定が明瞭でアットホームだった」「長田駅周辺で落ち着いて魚を食べたいときのファーストチョイス」といった声が目立ちます。外食産業における過剰な演出や安売り競争とは一線を画した「実直な仕事」が、定着した評価に結びついています。