『クレヨンしんちゃん』では、脇を固める名物キャラクターたちも惜しまれつつ世代交代を遂げてきました。
「組長先生」の愛称で親しまれる幼稚園の園長先生(高倉文太)役は、重厚な名演で知られた納谷六朗さんが務めていましたが、2014年11月に逝去。その後、ドラマ『3年B組金八先生』の乾先生役や声優としても名高い森田順平さんが2015年10月より引き継ぎ、強面ながら心優しい園長先生を見事に演じ分けています。
また、強烈な個性で絶大な人気を誇るぶりぶりざえもんは、初代を担当した名声優・塩沢兼人さんが2000年5月に不慮の事故で急逝。制作陣は塩沢さんへの深い敬意から後任を立てず、16年もの長きにわたり「セリフなし」での登場やライブラリ音声のみに限定する異例の措置を取りました。
そして2016年5月、満を持して2代目に就任したのが神谷浩史さんです。神谷さんは塩沢さんを心から尊敬する声優の一人であり、その独特のキザさとヘタレ感を見事に再現。「塩沢さんのイズムを継承しながら現代のぶりぶりざえもんを蘇らせた」として、ファンから絶賛を浴びました。