一方で、受診を先延ばしにしすぎる行為も危険を伴う。最大の懸念は受精卵が子宮内膜以外の場所に着床してしまう異体妊娠(子宮外妊娠)の存在だ。
異体妊娠を放置すると、卵管破裂などによる腹腔内大出血を引き起こし、母体の生命に大きな危険が及ぶ。妊娠8週を過ぎても受診しない場合、深刻な事態に陥るリスクが高まる。「少しお腹が痛むだけ」と自己判断せず、激しい下腹部痛や出血がある場合は、5週目を待たずに速やかに医療機関を受診しなければならない。
早期から正しい妊娠初期ヘルスケアを取り入れ、葉酸の摂取や禁煙・禁酒を徹底しながら身体からの微小なサインを逃さない意識を持つことが大切だ。