2006年流行語大賞を総覧!イナバウアーから20年後の現在まで

2006年流行語大賞を総覧!イナバウアーから20年後の現在まで

2006年流行語大賞を総覧!イナバウアーから20年後の現在までを徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

2006年の新語・流行語大賞は、スポーツの熱気、出版界の地殻変動、健康意識のパラダイムシフト、黎明期を迎えたソーシャルメディアの台頭が均整よく凝縮されたラインナップとなりました。当時の選定理由と、20年後の視点から見た社会的影響度を一覧表に整理しました。

受賞語受賞者・発信元当時の詳細データ・選考理由20年後の社会的評価・レガシーイナバウアー
(年間大賞)荒川静香
(フィギュアスケート選手)トリノ五輪女子シングル金メダル。上体を反らせる優美な滑走が日本中で真似される社会現象に。フィギュアスケート人気を不動のものにし、荒川氏は日本スケート連盟副会長として後進を育成。品格
(年間大賞)藤原正彦
(数学者・作家)著書『国家の品格』が発行部数200万部を突破。「〜の品格」という出版タイトルの雛形を形成。効率至上主義に対するアンチテーゼとして、日本人の精神性・美意識を再考する恒久的な概念として定着。エリカ様沢尻エリカ
(女優)圧倒的な美貌と歯に衣着せぬ発言、堂々たる存在感からメディアやファンが畏敬を込めて命名。過度なバッシングや長期休養を経て、舞台『欲望という名の電車』等で圧倒的な演技派として完全復活。ハンカチ王子斎藤佑樹
(早稲田実業学校高等部)第88回夏の甲子園で優勝。マウンド上で青いハンドタオルで汗を丁寧に拭う姿が列島を魅了。プロ引退後、「株式会社斎藤佑樹」を設立。野球場づくりや次世代育成ビジネスの先駆者へ。シンジラレナ~イトレイ・ヒルマン
(北海道日本ハム監督)北海道日本ハムファイターズを44年ぶりの日本一に導き、お立ち台で絶叫した名フレーズ。北海道におけるプロ野球文化定着の象徴。指導者としての包容力とリーダーシップの理想像に。メタボリックシンドローム日本内科学会等 8学会
(代表:松澤佑次)内臓脂肪型肥満に着目した診断基準の啓発。「メタボ」の略称とともに健康診断の基準へ。2008年開始の特定健診・特定保健指導(メタボ健診)の法的根拠となり、国民的健康概念として定着。脳トレ川島隆太
(東北大学教授)ニンテンドーDS向けソフト『脳を鍛える大人のDSトレーニング』が累計500万本超のメガヒット。シニア層へ携帯ゲーム機を普及させ、認知症予防・スマートエイジング研究の先鞭をつける。ミクシィ(mixi)笠原健治
(ミクシィ代表取締役社長)完全招待制SNSとして会員数500万人を突破し、2006年9月に東証マザーズ(当時)上場。日本型ソーシャルネットワーキングの礎。現在はゲーム・スポーツ・エンタメ複合企業(MIXI)へ進化。格差社会山田昌弘
(中央大学教授)ほか小泉構造改革の光と影、非正規雇用の拡大に伴う所得・教育格差が国会やメディアで大論争に。「一億総中流」幻想の終焉を告げ、現代の貧困問題・セーフティネット再構築論議の起点となった。たらこ・たらこ・たらこキユーピーあえるパスタソース
(歌:キグルミ)強烈なインパクトのCMソング。小学生ユニット「キグルミ」のCDがオリコンTOP10入り。広告音楽のバイラルマーケティングにおける伝説的事例として、マーケティング史に刻まれる。
山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。