シンボリズムの世界では、五芒星(ペンタグラム)、六芒星(ヘキサグラム)、そして上下が逆転した逆五芒星の役割が混同されがちです。それぞれの構造的差異とエネルギーの性質を詳細に整理しました。
特に不気味なイメージを持たれがちな「逆五芒星」ですが、この解釈を決定づけたのは19世紀フランスの魔術師エリファス・レヴィです。レヴィは、上向きの頂点が精神(霊)を表し、下向きの2点が物質を表す正五芒星に対し、上下を反転させると「精神が物質と肉欲に支配された状態」になると説きました。
上に向いた2本の角を山羊の角、左右を耳、下の1角を顎に見立てた「バフォメットの山羊頭」が当てはめられたことで、20世紀以降のアメリカ・サタン教会などを通じて悪魔崇拝の象徴として世界中に定着したという歴史的経緯があります。