なぜ会話はすれ違う?男性脳と女性脳の違いと科学的根拠の真相

なぜ会話はすれ違う?男性脳と女性脳の違いと科学的根拠の真相

なぜ会話はすれ違う?男性脳と女性脳の違いと科学的根拠の真相に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

ネット上で話題を集める男性脳女性脳診断テストや男性脳女性脳割合セルフチェックの多くは、ケンブリッジ大学のサイモン・バロン=コーエン教授が提唱した「共感化指数(EQ:Empathizing Quotient)」と「システム化指数(SQ:Systemizing Quotient)」の理論をベースに設計されています。

バロン=コーエンの理論は、人間の認知スタイルを「他者の感情や意図を読み取る力(共感化)」と「規則性やシステムを理解・構築する力(システム化)」のバランスで測定するものです。生物学的性別とは無関係に、誰もがこの2つの軸の上で固有のポジションを持っています。

以下の傾向にどれだけ当てはまるかを確認することで、自身の思考バランスを客観視できます。

  • システム化志向(いわゆる男性脳的傾向):機械の取扱説明書を読むのが苦にならない/物事を分類・構造化するのが好き/物事の原因をロジカルに突き止めたい/結論が見えない雑談にストレスを感じる。
  • 共感化志向(いわゆる女性脳的傾向):相手の表情や声のトーンから微妙な心情の変化に気づく/他人の痛みを自分のことのように感じる/結論よりもプロセスや感情の共有を重視する/人間関係の調和を第一に考える。

診断結果が「システム化優位」であっても「共感化優位」であっても、それは優劣ではなく、情報を処理するフィルターの個性に過ぎません。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。