手作りブーケに挑戦した人が最も直面しやすいトラブルが、「渡す前に持ち手がグラグラして抜け落ちる」「お菓子の重みで首が折れる」という崩壊アクシデントです。この失敗を防ぐためには、お菓子の「茎」となる芯材の選定とテープワークが決定打となります。
芯材として頻繁に比較されるのが「ストロー」と「竹串」です。両者の特性を把握し、用途に合わせて使い分けることが不可欠です。
【ストロー(プラスチック・ペーパーストロー)】
最大の長所は「安全性」と「見た目の可愛さ」です。先端が尖っていないため、小さな子どもや幼稚園・保育園の卒園式で手渡す際にも安心です。特にストライプ柄やドット柄のペーパーストローを使えば、透明なラッピングから透けて見えても愛らしい印象になります。ただし、剛性には限界があるため、重さのある袋菓子やチョコレートバーを支えると、持ち手部分から折れ曲がってしまうリスクを伴います。
【竹串】
圧倒的な「強度」と「長さの調整しやすさ」を誇ります。スナック菓子の小袋や箱入りの菓子など、重量があるアイテムもしっかり垂直に保持できます。一方で、先端が鋭利なため誤って相手の手や衣装を傷つける恐れがあり、持ち手部分を保護する処置が欠かせません。
絶対に崩壊させないためのプロの固定手順は以下の通りです。
ステップ1:お菓子の裏面に「捨てテープ(マスキンクテープ)」を貼る
お菓子のパッケージに直接強力なテープを貼ると、開封時に袋が破れて中身がこぼれる原因になります。まずマスキングテープを下地として貼り、その上から芯材を固定するのが鉄則です。
ステップ2:芯材を当て、透明OPPテープで十字に密着固定する
芯材(ストローまたは竹串)をお菓子の裏面中央に3〜5cmほど重ね、縦方向と横方向から透明OPPテープ(セロハンテープより粘着力が強く経時劣化に強いもの)でしっかりと押さえつけます。
ステップ3:束ねる際は輪ゴムで仮止めした後にマスキングテープで結束する
個々のお菓子を花束状に組む際は、いきなりリボンで縛るのではなく、中央の芯となるお菓子(チュッパチャプスなど)の周りに段差をつけて配置し、根元を輪ゴムで強固に結束します。その上から幅広のマスキングテープを巻き付ければ、持ち手が回転したり抜ける心配がゼロになります。