フランス旅行における最大の身体的ストレスとなるのが、歴史ある街並みを象徴する「石畳(パヴェ)」です。さらに、主要観光地でのスリや置き引きへの警戒も服装選びと密接に関わっています。
1日2万歩の石畳歩行に耐える靴選び
パリの主要観光スポットやモンマルトルの丘、モン・サン・ミッシェルの参道などは、凹凸の激しい石畳が延々と続きます。現地在住の日本人留学生や旅行者の証言でも、「ヒールのある靴で出かけて足首を痛めた」「底が薄いサンダルで歩いたら足裏が痺れるほど痛くなった」という声が多数寄せられています。 選ぶべき足元は、クッション性に優れたレザースニーカーや、アーチサポートのしっかりした上質なフラットシューズです。白や黒のシンプルなレザースニーカーであれば、街歩きの快適性を確保しながら、シックなレストランに入店しても違和感を与えません。
スリ対策と一体化したバッグ・服装のルール
ルーヴル美術館周辺や地下鉄(メトロ)車内、エッフェル塔広場などでは、観光客を狙った組織的なスリグループが活動しています。服装や所持品の選び方一つでターゲットにされるリスクを大幅に下げることができます。 * バッグの形状:ファスナーで完全に密閉できるクロスボディバッグ(斜め掛け)を選び、常に身体の前面に保持する。 * ポケットの管理:スマートフォンのズボン後ろポケット入れは厳禁。ジャケットの内ポケットなど、外から容易に手が届かない位置に収納する。 * 過度なブランド主張の回避:大きなブランドロゴが入った服や高価な貴金属の着用は避け、落ち着いたトーンでまとめることが最高の防犯対策になります。