砂と土の違いを即解明!粒の大きさと有機物が分ける決定的な真相の要点や背景をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
地質学や土質力学(JIS規格および国際土壌学会の基準)では、粒子の直径によって厳密なミリ単位の区分が定められています。砂と他の物質の境界線を数値で確認すると、日常の直感とは異なる科学的な事実が浮かび上がります。
区分名詳細・粒径基準(国際基準/JIS)主な成分と特徴編集部の見解・実務上の識別ポイント礫(れき・小石)直径 2.0mm以上砕けた岩石の塊(無機物)手で一粒ずつ指でつまめるサイズ。2mmが砂との絶対境界。砂(すな)直径 0.075mm 〜 2.0mm石英、長石などの鉱物片(無機物)肉眼で粒がはっきり見え、指で擦るとザラザラする感触。シルト(沈泥)直径 0.005mm 〜 0.075mm砂より細かく粘土より粗い鉱物微粒子乾くと粉末状(小麦粉のような感触)。単独では粘着性がない。粘土(ねんど)直径 0.005mm未満(0.002mm以下)風化が進んだ極微細なケイ酸塩鉱物水分を含むと強い粘性と可塑性を持つ。保水力・保肥力が極めて高い。泥(どろ)サイズ規定なし(状態名)シルトや粘土に水が混ざり流動化したもの粒径区分ではなく「水を含んでぬかるんだ状態」を指す日常語。土・土壌(どじょう)混合物(サイズ不問)砂・シルト・粘土 + 腐植(有機物5〜10%)保水・通気・排水を両立する「団粒構造」を形成し、植物の根を支える。
地学における砂と礫の境界線は「2mm」であり、2mmを下回ると砂と呼ばれます。一方、砂の下限である0.075mmを下回ると「シルト」、さらに0.005mmを下回ると「粘土」へと名称が変化します。
「泥」は粒径の名称ではなく、シルトや粘土が水分を帯びてペースト状になった「状態」を表す言葉です。土はこのように様々な粒径の鉱物粒子に、植物残渣などの有機物が絶妙な比率で混ざり合って構成されています。