かつて学生スポーツ屈指の動員力を誇ったチームだけに、ネット上の反応や関係者の視線は現在も鋭く二分されています。SNS、掲示板、Q&Aサイト等で見られる一般世論と、現場のアメフト関係者の声には明確な温度差が存在します。
ネット上の批判的な意見の多くは、2度の重大不祥事を繰り返した大学側の体質に向けられています。
「2018年のタックル問題で反省したはずなのに、数年後に寮で薬物が蔓延していた。組織としての自浄能力が完全に欠如している」
「罪のない学生には同情するが、大学のブランドを利用して早期復活を狙うのは時期尚早ではないか」
一方で、スタンドで赤と青の伝統の一戦(日大対関学大)を見守ってきた長年のファンやアメフト関係者からは、日本のアメフト界全体の衰退を危惧する切実な声が上がっています。
「日大という巨頭が消えたことで、関東の学生アメフト全体の観客動員と注目度が激減した」
「何より不条理なのは、真面目にフットボールに打ち込んでいた下級生たちの青春が一瞬で奪われたこと。彼らが再び正々堂々とプレーできる受け皿を一刻も早く作るべきだ」
メディアで報じられる過激な見出しの裏で、競技の灯を消したくない現場の情熱と、過去の隠蔽工作への不信感という二つの感情が激しく交錯しています。