父の引退に伴い、自由民主党の公認を得て衆議院・神奈川県第11区から出馬した進次郎氏の政界入りは、単なる二世議員の世襲にとどまらない深いファミリーヒストリーを背景に持っている。初陣となった選挙戦において、地元・横須賀の支援者たちが口を揃えて称賛したのは、政党の看板だけでなく、彼を裏で育て上げた道子さんの徳の高さだった。
一族の歴史を紐解く政治家伝記として見ても、小泉家の物語は異彩を放つ。血縁の複雑さを乗り越え、地域社会と密着しながら地盤を守り抜いた背景には、表に出てこない女性たちの強靭なサポーティブな力があったのだ。