「医薬部外品だからいくら舐めても安心」という認識は完全な誤りです。過剰摂取を続けた場合、いくつかの具体的な副作用や身体トラブルが生じるリスクがあります。
第一のリスクは、消化器系の不調(下痢・腹痛)です。特にシュガーレス製品に多く使用されている「還元水飴」や糖アルコール類は、小腸で吸収されにくく大腸内の水分量を増加させる性質があります。短時間に大量に摂取すると、体質によってはお腹が緩くなる現象が起こります。
第二に、口腔内フローラ(常在菌叢)への影響です。CPCは優れた殺菌力を誇りますが、過剰に摂取し続けると、口腔内を正常に保っている善玉菌まで過度に除菌してしまい、かえって口内環境のバランスを崩したり、舌の荒れ・味覚の違和感・口内炎の悪化を招く恐れがあります。
万が一、服用後に皮膚の発疹・発赤、かゆみ、吐き気などの症状が現れた場合は直ちに使用を中止し、添付文書を持参して医師・歯科医師・薬剤師に相談してください。また、5〜6日間連続で使用しても症状が改善しない場合は、単なる乾燥や初期の炎症ではなく、溶連菌感染症や急性扁桃炎など抗生物質治療が必要な疾患が疑われるため、漫然と使用を続けずに耳鼻咽喉科を受診することが重要です。