風情ある街並みが残る京都市左京区。この地で進行しているのが、ブランドの次代を見据えた「京都やま六 店舗リニューアルプロジェクト」だ。長年親しまれてきた直営拠点を単なる販売スペースとしてではなく、西京漬の奥深い世界を五感で体感できる空間へと進化させる試みが進められている。
設計を手掛ける建築家と熟練の職人たちが膝を突き合わせ、木と土壁の温もりを活かした空間づくりが着々と進行中だ。店内では、熟成期間による風味の違いを学ぶミニギャラリーや、できたての西京焼きを最高の炊きたてご飯とともに味わえるイートインスペースの新設が予定されている。伝統を重んじながらも、敷居を下げて若い世代や海外からの旅人を迎え入れる気概が、このプロジェクトの根底にある。