「ただ商品を並べるだけの物産展はもう終わりました」
そう語るのは、年間100日以上を北海道の現地取材に費やす天満屋の物産展担当バイヤーだ。EC通販やネット購入が当たり前になった時代だからこそ、現場でしか味わえないライブ感や、生産者の熱量をダイレクトに伝えることが重要だと強調する。
「お客様が求めているのは単なるお買い物ではなく、北の大地の体験そのものです。現地でしか買えない希少な味、目の前で作られる職人の技、そして会場全体を包む熱気。それらすべてをパッケージにして届けることが、地方百貨店としての命題だと考えています」