コジマ×ビックカメラは何が違う?買収の真相とポイント・保証の落とし穴

コジマ×ビックカメラは何が違う?買収の真相とポイント・保証の落とし穴

コジマ×ビックカメラは何が違う?買収の真相とポイント・保証の落とし穴とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

グループ提携の恩恵を最大化できる分野が「株主優待券」の活用だ。ビックカメラ(東証プライム:3048)とコジマ(東証プライム:7513)は、それぞれ自社株主に対して買い物優待券(1枚あたり1,000円分)を発行している。

この優待券は、コジマの店頭でビックカメラの優待券を使用することも、逆にビックカメラの店頭でコジマの優待券を使用することも公式に認められている。 しかも、1回の会計における利用枚数制限がないため、両社の優待券を束ねて全額支払いに充てる手法が個人投資家の間で広く定着している。注意点として、優待券利用分には原則として買い物ポイントが付与されないため、ポイント還元率が高い新製品よりも、もともと還元率が低いアップル製品やゲーム機本体、日用品の購入に充てるのが最も実質利回りを引き上げる選択となる。

また、実店舗へ足を運ぶ際は公式の店舗検索ページの見極めが欠かせない。現在、コジマの店舗網は大半が「コジマ×ビックカメラ」へと屋号変更されているが、一部の地域には小型の「コジマ」単独屋号店も残存している。看板に「×ビックカメラ」が入っている店舗は、ビックカメラの調達力を活かしたデジタル関連の品揃えやスマートフォンコーナーが強化されているが、旧来の単独店舗では白物家電と消耗品に特化している場合がある。目当てのジャンルに応じて最寄りの店舗属性をあらかじめ検索しておくことが、無駄足を防ぐ必須条件だ。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。