太陽光が地球へ届く時間は約8分20秒!距離計算と消滅の真相を解剖

太陽光が地球へ届く時間は約8分20秒!距離計算と消滅の真相を解剖

太陽光が地球へ届く時間は約8分20秒!距離計算と消滅の真相を解剖の全体像を詳しく解説してご紹介します。

Q1:太陽と地球の距離は常に一定ですか?季節で光の到達時間は変わりますか?
A1:一定ではありません。地球の公転軌道はわずかに潰れた楕円形をしているため、太陽との距離は1年を通じて変化します。毎年1月上旬(近日点)は約1億4710万kmまで接近して約8分11秒で届き、7月上旬(遠日点)は約1億5210万kmまで離れて約8分27秒かかります。日本の夏と冬で距離と到達時間が逆転しているのは、季節の寒暖差が距離ではなく「地軸の傾きによる日照角度」で決まるためです。

Q2:太陽から地球までの距離を「光年」で表すとどれくらいですか?
A2:光年で表すと約0.0000158光年です。1光年は光が真空中を1年間(約365.25日)に進む距離(約9兆4600億km)を指すため、約1億5000万kmしか離れていない太陽と地球の距離は、1光年に比べて桁違いに小さくなります。天文学では光年よりも、光が進む分単位である「約8.3光分(8光分20秒)」、あるいは天文単位(1au)を用いるのが実用的です。

Q3:太陽フレアが発生したとき、地球への影響は何分後に現れますか?
A3:影響の種類によって2段階で到達します。フレアに伴って放出される電磁波(X線や紫外線)は光速で進むため、約8分20秒後に地球へ到達し、短波無線の通信障害(デリンジャー現象)を引き起こします。一方、送電網の故障やオーロラを発生させる高エネルギーの荷電粒子・プラズマガス(コロナ質量放出:CME)は秒速数百〜数千kmで移動するため、地球へ衝突するのは爆発から約15時間〜3日後となります。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。