Q1:結石予防のためにコーヒーは1日何杯まで飲むのがベストですか?
A1:国内外の大規模コホート研究によると、予防効果が最も高く副作用のリスクが低いスイートスポットは1日2〜3杯(約300〜450ml)です。4杯以上の過剰摂取は、利尿過多による脱水リスクや尿中カルシウム排出量の増加につながる恐れがあるため推奨されません。
Q2:カフェインレス(デカフェ)のコーヒーでも結石予防の効果は期待できますか?
A2:一定の予防効果が認められています。米国の追跡調査では、カフェインレスコーヒーでも通常コーヒーの約半分程度の結石リスク低減効果が示されています。これはカフェインの利尿作用だけでなく、コーヒーに含まれる豊富なポリフェノール(クロロゲン酸等)の抗酸化・抗炎症作用が寄与しているためと考えられています。
Q3:背中に激痛が起きて結石が疑われるとき、コーヒーをがぶ飲みして石を流してもいいですか?
A3:絶対にやめてください。結石が尿管を完全に塞いでいる状態(完全閉塞)で利尿作用のある飲料を多量に摂取すると、腎盂(じんう)の内圧が急上昇し、激痛が悪化するだけでなく腎破裂や水腎症による腎機能不全を引き起こす危険があります。疝痛発作が起きた直後は飲食を控え、速やかに泌尿器科や救急医療機関を受診してください。
Q4:コーヒーに入れるのは牛乳の代わりに豆乳でも効果は同じですか?
A4:豆乳は注意が必要です。豆乳にもカルシウムは含まれていますが、原材料の大豆自体にシュウ酸が多く含まれています。シュウ酸をブロックする目的であれば、大豆製品よりも牛乳や低脂肪乳、あるいはカルシウム強化アーモンドミルクを選択する方が医学的にはるかに安全です。