「心理学に興味があるが、文学部心理社会学科と情報コミュニケーション学部のどちらに出願すべきか」という相談は、オープンキャンパスや予備校の進路指導でも頻出のテーマです。両者の選択を分ける最大の分水嶺は、国家資格「公認心理師」の取得を目指すかどうかにあります。
文学部心理社会学科 臨床心理学専攻の特徴
医療、教育、福祉、司法の現場でカウンセラーや心理職として従事するための国家資格「公認心理師」に対応した学部カリキュラムを開講しています。卒業後に明治大学大学院文学研究科(臨床心理学専攻)などの指定大学院へ進学、または認定施設での実務経験を経ることで、公認心理師および臨床心理士の受験資格が得られます。実験心理学、心理査定(アセスメント)、心理面接の演習など、専門職養成に直結するカリキュラムが組まれています。
情報コミュニケーション学部の特徴
情報コミュニケーション学部では、公認心理師の受験要件となる全科目を網羅することは原則できません。その代わり、社会心理学、認知科学、マーケティング心理学、組織行動論、人間関係論など、「現代のビジネスやメディア環境で即座に応用できる心理学」を学際的かつ自由に履修できます。ゼミの選択肢も幅広く、IT、広告、エンタメ、経営戦略などの異分野と心理学を掛け合わせた実践的研究が可能です。