鏡のように空を映し出す塩沢湖。ここが施設の心臓部だ。湖畔をぐるりと囲む遊歩道を歩けば、季節の移ろいを肌で感じることができる。
春には芽吹いたばかりの鮮やかな新緑が湖面を染め、夏には涼やかな木陰が心地よい涼をもたらす。秋になればモミジやツタが鮮烈な赤と黄色に色づき、冬にはしんと静まり返った雪景色が広がる。2026年の今シーズンは、湖畔の植物生態系を保全する新たな試みも実を結び、より野生味と美しさが共存する景観へと深化を遂げた。
湖には木製のボートが浮かび、水上から景色を眺める贅沢も味わえる。波紋を広げながら水鳥が横切る瞬間、思わずカメラを構える手を止めて見入ってしまう人も多い。