構造的な要所となっているのが、放射状に伸びる各路線と福岡高速環状線 (C環状)が交錯するジャンクション群だ。南の玄関口を担う福岡高速2号太宰府線は、九州自動車道からの流入車両と太宰府IC周辺の商業交通が重なり、水城や大野城付近で日常的な滞留を引き起こす。
一方、都心と空の便を直結する福岡高速3号空港線や、北東部を結ぶ福岡高速1号香椎線もまた、時間帯ごとの交通量変動が極めて激しい。空港周辺の工事規制や国際線ターミナル周辺のアクセス集中が重なると、環状線の本線まで車列がはみ出し、都市全体の血流を鈍らせる引き金となる。