Q1:デッサン力が最も高いとプロの間で言われる漫画家は誰ですか?
A1:多くの漫画家やアニメーターが筆頭に挙げるのは井上雄彦氏と鳥山明氏です。井上氏は骨格・筋肉の伸縮や重心移動の生々しい再現力において、鳥山氏はあらゆるアングルからの三次元立体把握とそれをシンプルな線に落とし込む構成力において、業界内で唯一無二のデッサン力と評価されています。
Q2:背景描写が異常に細かく、プロが絶賛する作家は誰ですか?
A2:歴史的レジェンドとしては『AKIRA』の大友克洋氏が絶対的な存在です。また、現代の連載作家では『乙嫁語り』の森薫氏や、『孤高の人』『イノサン』の坂本眞一氏、緻密な風景描写と現代的空気感を定着させる浅野いにお氏などが、背景描写の最高峰として国内外で高く評価されています。
Q3:最初は絵が下手と言われていたのに、劇的に上手くなった漫画家はいますか?
A3:代表的な作家として『進撃の巨人』の諫山創氏が有名です。連載初期は線の粗さやデッサンの不安定さが指摘されていましたが、物語の進行とともに空間把握力や人体の躍動感、陰影の付け方が飛躍的に進化し、終盤の巨人同士の肉弾戦では圧倒的な迫力と説得力を獲得しました。また、『BLEACH』の久保帯人氏も、連載初期から洗練を重ねて唯一無二のスタイリッシュな構図を確立した例として知られています。