ボタン付けを始める前に、まずは手元に必要な道具を揃えましょう。用意するものは「針」「糸」「ハサミ」「まち針(または爪楊枝)」の4点のみです。特別な道具は不要で、100円ショップのソーイングセットでも十分に美しい仕上がりが目指せます。
仕上がりと強度を大きく左右するのが「糸の選び方」と「糸の通し方」です。一般的な縫い糸(普通地用ミシン糸や手縫い糸)を使う場合は、針に通した糸の両端を揃えて結ぶ「2本取り」で縫い進めるのが基本です。作業回数を減らしながら、十分な強度を一気に確保できます。
一方で、太くて耐久性のある専用の「ボタン付け糸」を使用する場合は、糸を1本だけ通して端を結ぶ「1本取り」で縫うと、結び目がゴロゴロせずスマートにまとまります。ワイシャツの薄い生地には一般的な細い糸の2本取り、厚手のスーツやコートには専用のボタン付け糸を選ぶと失敗しません。