日常会話や不動産情報で「最寄り」を使う際、体感的にどれくらいの距離・徒歩分数が目安となるのでしょうか。日常生活における感覚と、法的な表示基準の2つの側面から確認します。
不動産業界の広告表示基準(不動産の表示に関する公正競争規約)では、徒歩所要時間は「道路距離80メートルにつき1分」として計算されます。信号待ちや坂道などは考慮されないルールですが、一般に「駅近」と呼ばれるのは徒歩5分以内(約400m)〜徒歩10分以内(約800m)の範囲です。
ただし、前述の通り「最寄り」自体に上限距離の規定はありません。徒歩20分(約1.6km)以上かかる場所であっても、その物件から最も近い駅であれば正式な「最寄り駅」となります。スマートフォンのマップ機能やWebサイトで「最寄りの店舗を検索」する場合も、GPSが取得した現在地から直線距離・移動距離が最短の施設が自動的に上位表示される仕組みになっています。