FANTASTICSの最大の強みは、メンバー個々の俳優活動やメディア露出が、そのままグループの音楽的認知へとシームレスに直結している点にあります。「名前は知っているけれど、どこから聴けばいいかわからない」という初心者は、まずドラマ主題歌やテレビタイアップ曲から入るのが最もスムーズです。
特に八木勇征が萩原利久とW主演を務めたドラマ『美しい彼』は、日本国内にとどまらずアジア全域で記録的なヒットとなり、オープニングを飾った『Caramel』や主題歌『Escape』は劇中の切実な心情描写と相まって熱烈な支持を獲得しました。映像と音楽が完全に同期することで、初見リスナーでもメロディの裏にある感情の揺らぎをダイレクトに受け取ることができます。
さらに、日本テレビ系でシリーズ化された冠バラエティ『FUN!FUN!FANTASTICS』の主題歌群も見逃せません。80〜90年代カルチャーをオマージュした『Play Back』や『サンタモニカ・ロリポップ』、『Tell Me』などは、どこか懐かしくも新しい普遍的なポップスに仕上がっており、世代を問わず口ずさめるキャッチーさを備えています。