長男の手塚奨之は、幼い頃から音に対する感性が飛び抜けて高かった。やがてギターを手にした彼は、自らの内に秘めた感情をメロディに乗せる快感に目覚め、本格的に音楽業界の門を叩くことになる。バンド活動やライブハウスでのインディーズ活動を通じ、着実にプレイヤーとしての腕を磨いていった。
商業的な成功だけに捉われず、自らの音楽性を追求するストイックな姿勢は、父である真田広之の職人気質ともどこか重なる。ステージ上でギターをかき鳴らす彼の姿には、聴き手の心を直接揺さぶる強烈なエネルギーが宿っているのだ。現在も自身のバンドやセッション活動を通じ、独自のサウンドを生み出し続けている。