お菓子作りにおけるバターは、単なる油分ではなく「サクサク感を生み出す性質(ショートニング性)」や「空気を含んでふっくら膨らませる性質(クリーミング性)」という重要な役割を担っています。そのため、バター代用お菓子作りでは油脂の選び方と分量の調整が仕上がりを大きく左右します。
水分を飛ばして香ばしく焼き上げたいクッキーのバター代用には、植物油を使う場合、バターの分量に対して70〜80%の油分に抑え、少量のアーモンドプードルや牛乳を補うことで、パサつきを防ぎつつ心地よいザクザク食感を生み出せます。
スポンジ生地やマフィンなどケーキのバター代用品としては、米油や太白ごま油などのサラッとした液体油が抜群の相性を発揮します。バターで作るパウンドケーキは冷やすと生地が締まりますが、液体油で作ると冷蔵庫に入れても硬くならず、しっとりとしたソフトな口当たりが翌日以降も持続します。
各食材への置き換えに迷った際は、以下のバター代用の黄金比率まとめを基準に計量してください。
- マーガリン:バターと同量(1:1)
- 植物油(米油・サラダ油・太白ごま油):バター分量の70〜80%
- ココナッツオイル(固形時):バターと同量(1:1)
- マヨネーズ(料理用):バターと同量(1:1)