「夏に温泉は暑すぎる」という過去の固定観念は、2026年の旅行シーンで完全に見直された。今シーズンの主役は、30度前後のぬる湯や冷たい源泉をそのまま楽しむ「冷泉・ぬる湯めぐり」だ。
岐阜県の奥飛騨温泉郷や大分・熊本の山あいに潜む冷泉付きの湯宿では、温かい露天風呂と冷たい湧き水風呂を交互に楽しむ「温冷交互浴」が大ブームを巻き起こしている。夏バテで乱れがちな自律神経を体の芯から整え、驚くほどの爽快感をもたらしてくれる。湯上がりに味わう湧き水で冷やした夏野菜や地元クラフトビールは、まさにこの季節だけの至福だ。