発売当時、この曲が巻き起こした旋風は凄まじかった。一部のラジオ局では「歌詞が刺激的すぎる」「聴取者に誤解を与える恐れがある」として放送が自粛される事態にまで発展した。ショック療法のような表現が、センセーショナルに物議を醸したのだ。
批判の矢面に立たされながらも、曲を支持する声は日増しに高まっていった。命の尊厳を軽視しているのではなく、むしろ生への強烈な執着と祈りが込められていると気づいた聴き手たちが、草の根で評価を広げたからだ。表面的な言葉狩りに晒された時期を経て、作品の本質が理解されるまでにそう時間はかからなかった。保守的になりがちだった当時の音楽業界に、大きな一石を投じた瞬間だった。