どれだけ完璧なセットを用意しても、メスが産卵可能な状態になっていなければ意味がない。ニジイロクワガタのブリードで最も多い失敗が「焦りによる早期ペアリング」だ。羽化してから最低でも3ヶ月、できれば4〜5ヶ月はしっかりとエサを食べさせ、後食(こうしょく)が活発になっていることを確認してほしい。
メスがゼリーを猛烈な勢いで平らげるようになれば、それが成熟のサインだ。このタイミングでオスと同居させ、1週間ほど様子を見る。交尾が確認できたら、いよいよメスを単独で産卵用のケースへと移行させるステップに入る。