「今年に入ってから、『結ばなくてもいい長さにしてほしい』というカットの注文が圧倒的に増えました」。原宿のサロンでスタイリストを務める佐藤氏はそう語る。
文部科学省の働きかけや地域ごとの校則見直しプロジェクトにより、2026年現在、多くの学校で髪型の多様性が認められつつある。これまで「一つ結び」や「三つ編み」に縛られていた生徒たちが一斉に注目しているのが、肩上ラインのミニボブや、顔周りに少しだけ動きをつけたナチュラルレイヤーだ。重たい印象を払拭しつつ、体育の授業や部活動でも邪魔にならない実用性が、生徒のみならず保護者からも高い支持を得ている。