服についたガムの取り方完全版!生地を傷めず跡形もなく落とす裏技

服についたガムの取り方完全版!生地を傷めず跡形もなく落とす裏技

服についたガムの取り方完全版!生地を傷めず跡形もなく落とす裏技の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

ガムが付着した直後、現場で最も多く目撃されるのが「ティッシュペーパーで慌てて拭き取る」「爪でカリカリと掻き出す」「お湯で洗い流そうとする」という3大NG行動です。クリーニング業界のシミ抜き技術者の証言によると、店舗に持ち込まれる重度破損衣類の約7割が、付着時における誤った自力処置によって繊維が毛羽立ち、ガムが糸の隙間に完全に練り込まれた状態になっているといいます。

市販のチューインガムは、植物性樹脂やポリイソブチレン、酢酸ビニル樹脂といった合成樹脂(ガムベース)を主原料としています。これらは常温から体温付近(約20℃〜37℃)で最も粘着力と柔軟性が高まるよう設計されています。そのため、付着した状態で上から押さえつけたり横に擦ったりすると、「毛細管現象」によって微細な繊維の隙間に高分子樹脂が入り込み、強固にアンカー(錨)を降ろした状態になってしまいます。

さらに水やお湯で流そうとする行為も逆効果です。ガムベースは水を強力に弾く疎水性(非水溶性)を持っているため、水洗いではビクともしません。むしろ中途半端なぬるま湯を加えることで樹脂の温度が上がり、ネバネバとした粘着性が増大して被害範囲を周囲へ広げてしまいます。ガムを発見した瞬間に守るべき鉄則は、「触らず、擦らず、広げない」ことなのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。