創業者である故・稲盛和夫氏が打ち立てた「アメーバ経営」と「高収益体制の確立」というDNAは、現在の経営陣にも脈々と受け継がれている。経営の舵取りを担う谷本秀夫社長は、激変する事業環境に対応するため、従来の事業ポートフォリオを聖域なく再点検する姿勢を鮮明にした。
現在進行中の2026年中期経営計画では、売上高2兆円の突破とROE(自己資本利益率)の飛躍的な向上を掲げる。単なる規模の拡大ではなく、高付加価値なソリューションビジネスへの脱皮を図ることが、過酷なグローバル競争を勝ち抜く唯一の道筋だと谷本社長は強調する。