『学校へ行こう!』が他のバラエティと決定的に異なっていたのは、一般の生徒やオーディションから発掘された素人出演者が、プロの芸人以上のインパクトを残した点にあります。特に「B-RAPハイスクール」出身者たちの去就は、今もネット上で定期的にトレンド入りするほどの関心を集めています。
「そうだよアホだよ♪」のフレーズで一世を風靡した軟式globeのパークマンサーは、2026年現在、富山県を拠点に「農業タレント」としての確固たる地位を確立しています。地元でニンジン栽培などに本格従事しながら、地方創生プロジェクトや自身のSNS・YouTubeで発信を継続。当時のアフロヘアとキレのある動きは健在で、企業CMやPRイベントにも多数起用されています。初代ボーカルのKOIKEが結婚を機に芸能界を退いた後も、パークマンサーは「アホ」を貫き通すプロフェッショナリズムでファンを魅了し続けています。
「15の夜」の替え歌で自身の小ささや弱さを哀愁たっぷりに歌い上げた尾崎豆は、一時期の失踪説や体調不安説を乗り越え、現在はマイペースにYouTubeやTikTokなどのネット配信プラットフォームで活動を展開しています。当時の面影を残しながらも、人生の悲哀を滲ませたトークがコアな支持を集めています。
また、歴史や文学を巧みなラップに乗せて解説したCo.慶応は、その知性を活かして教育系クリエイターへと完全シフトしました。受験生向けのお勉強ラップ動画を制作し、学校や予備校の現場からも評価されるなど、「教育×エンタメ」の先駆者としてビジネス的にも大きな成功を収めています。東大生キャラとして愛されたマサーシーをはじめとする名物メンバーたちも、それぞれの分野で社会の中核として歩んでおり、番組が放った輝きは決して一過性の消費で終わっていません。