准看護師は廃止される?2026年最新動向と正看護師との違い・年収格差

准看護師は廃止される?2026年最新動向と正看護師との違い・年収格差

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現場において「准看護師と正看護師の仕事内容に違いはあるのか」という問いに対し、多くの現場従事者は「日常業務のほとんどは変わらない」と答えます。バイタル測定、採血、点滴管理、投薬、清拭や体位変換といった処置業務において、患者側から両者を区別することはほぼ不可能です。しかし、法律と制度の観点からは決定的な境界線が引かれています。

根本的な相違点は「免許の交付権者」と「指示権の有無」です。正看護師が厚生労働大臣の交付する国家免許であるのに対し、准看護師は都道府県知事免許という位置づけになります。さらに保助看法第6条では、准看護師の業務について「医師、歯科医師又は看護師の指示を受けて」行うものと明記されています。自らの専門的判断で看護計画を立案・修正することはできず、必ず正看護師や医師の確認と指示を経なければなりません。

日本看護協会が策定した「看護業務基準」においても、准看護師はチーム医療における実践者として位置づけられる一方、看護実践の組織化や教育指導、管理的な立場の遂行には明確な制限が課されています。結果として、病棟の看護師長や主任といった管理職への昇進ルートは正看護師に限定されるケースが大半であり、これがキャリアの中盤以降に心理的・待遇的な摩擦を生む構造となっています。

山田 真由
著者

山田 真由

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