袋井花火大会における最大の難所は、花火終了後の「帰宅ラッシュ」です。毎年の現地観測データによると、フィナーレを迎える20時30分から22時30分にかけての混雑率は極限に達します。
最寄り駅となるJR東海道本線「愛野駅」(会場まで徒歩約20分)および「袋井駅」(徒歩約25分)では、終演直後から改札口前で大規模な入場規制が敷かれます。特に愛野駅では、プラットホームへの転落防止のため駅前広場に長蛇の待機列が形成され、改札を通過するまでに最大60〜90分以上の待ち時間が発生することも珍しくありません。
混雑を回避するための実効策は以下の2点です:
- ラスト15分の「見切り退場」:グランドフィナーレが完全に終わる直前、あるいは終了15分前に会場ゲートを抜け出すことで、駅の第1次待機列に並ばずに乗車できます。
- あえて袋井駅まで歩くルート選択:多くの観客が愛野駅へ集中するため、西側の袋井駅へ向かうルートを選択することで、待機列の密度がやや緩和される傾向があります。
また、車で来場を検討している場合は、極めて厳重な注意が必要です。大会当日は原野谷川親水公園周辺の主要道路が一面車両通行止めの交通規制となり、公式の無料臨時駐車場は設置されません。近隣のコインパーキングは午前中の段階で満車となり、終演後は周辺道路が完全に膠着状態に陥ります。車を利用する場合は、浜松駅や掛川駅など2〜3駅離れたパークアンドライドを活用するのが賢明な選択です。