鉛蓄電池の仕組みを徹底解説!Ev時代でも車載バッテリーの主役を張る理由

鉛蓄電池の仕組みを徹底解説!Ev時代でも車載バッテリーの主役を張る理由

鉛蓄電池の仕組みを徹底解説!Ev時代でも車載バッテリーの主役を張る理由にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Q1:鉛蓄電池が「突然死」するように寿命を迎えるのはなぜですか?
A1:近年のクルマはオルタネーター(発電機)や電力制御が高度化しており、バッテリー性能が70%程度まで低下していても普段通りにエンジンがかかってしまうためです。性能低下に気づきにくいまま劣化が進み、限界ライン(エンジン始動に必要な瞬時電圧を下回るポイント)を一気に下回った瞬間にセルモーターが回らなくなり、突然死したように感じられます。

Q2:電解液が減ったとき、希硫酸を補充してはいけませんか?
A2:補充してはいけません。通常の使用で電解液が減るのは、充電時の電気分解や蒸発によって「水分のみ」が失われるためです。そこに希硫酸を補充すると内部の硫酸濃度が高くなりすぎ、かえって電極板の腐食を早めてしまいます。減液時の補充は必ず「精製水(バッテリー補充液)」を使用してください。

Q3:なぜEV(電気自動車)にもわざわざ鉛蓄電池が積まれているのですか?
A3:EVのメインバッテリー(高電圧リチウムイオン電池)は、安全のため駐車時や衝突事故の際にリレー回路によって物理的に切り離されます。そのメインリレーを接続するスイッチを入れる電源、ドアの解錠、ハザードランプ、エアバッグなどの保安基準部品を確実に動かし続ける独立電源として、低コストで安全性の高い12V鉛蓄電池が不可欠だからです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。