在校生や卒業生、保護者の生の口コミを検証すると、近年進められてきた生活指導やルールの近代化が好評を得ています。とりわけ関心が高いのが制服のジェンダーレス化と機能性の改善です。
広島県内の公立校で一斉に導入が進んだブレザースタイルの新制服は、熊野東中学校でも定着しています。女子生徒のスラックス選択や気候に合わせた柔軟な温度調節が認められ、旧態依然とした詰め襟・セーラー服時代の厳格すぎる頭髪・服装検査は、社会通念に沿った合理的な身だしなみ基準へとアップデートされました。
部活動に関しては、全国的な休日部活動の地域移行(地域クラブ活動への段階的移行)の流れを受け、指導体制の効率化が進んでいます。陸上、野球、サッカー、ソフトテニス、バスケットボール、バレーボール、吹奏楽、美術など、限られた部数ながらも熱心な顧問と指導員による運営が続いています。ある保護者は「大所帯の学校のようにレギュラーになれず3年間ベンチで終わる心配が少なく、全員が試合経験を積める点が自信に繋がっている」と語っており、少人数ならではの利点が部活動の現場にも表れています。