明治大学の4つの拠点は、それぞれが独立した街のような固有のカルチャーを持っています。学生たちの生の声をもとに、各キャンパスのリアルな実態を掘り下げます。
駿河台キャンパス:都市機能が凝縮された超高層インテリジェント空間
御茶ノ水駅から楽器店や古書店街を抜けた先に現れるのが、地上23階・地下3階、高さ約120mを誇る明治大学リバティタワーです。駿河台キャンパスの象徴であるこの建物は、エスカレーターや高速エレベーターが縦横に走り、まるで大手町の総合商社や外資系企業のような佇まいを見せています。
在学生の間で高い人気を誇るのが、リバティタワー17階にある展望レストラン「スカイラウンジ望嶺(ぼうれい)」です。地上約75mから都心のスカイラインを一望しながら、500円〜700円前後の手頃な価格帯でボリューム満点のランチを楽しめる環境は、他大学にはない大きな特権といえます。周辺には御茶ノ水・神保町ならではの老舗カレー店や名物ラーメン店がひしめき、昼夜を問わず刺激に満ちた学生生活が約束されています。
和泉キャンパス:活気ある学生街と進化するラーニング空間
明大前駅から甲州街道の歩道橋を渡ってすぐの場所に位置する和泉キャンパスは、文系学部の1・2年生約1万2,000人が密集するエネルギーに満ちたキャンパスです。かつては「やや手狭で古びた講義棟が目立つ」という評判もありましたが、新教育棟「和泉ラーニングスクエア」が完成したことで学習環境は一変しました。
グループワークや個人学習を柔軟に行えるガラス張りのテラス席や吹き抜け空間が整備され、和泉図書館の充実した蔵書環境と相まって、現代的な学びの場へと変貌を遂げています。駅前にはリーズナブルな飲食店やカフェが並び、渋谷・新宿へそれぞれ京王線・井の頭線で5分前後という抜群の利便性が、新入生の充実した課外活動を後押ししています。
生田キャンパス:広大な多摩丘陵で知を究める理系の牙城
小田急線生田駅から急勾配の坂道(通称「明大坂」)を登った先に広がる生田キャンパスは、理工学部と農学部の学生が4年間を過ごす自然豊かな実験・研究空間です。都心の高層校舎とは対照的に、広大な敷地内に多数の研究棟、実験棟、温室、クリーンルームがゆったりと配置されています。
都心キャンパスのような華やかさには欠けるものの、24時間稼働する研究室や、敷地内で本格的な栽培・育種実験を行えるフィールド環境は理系学生にとって代えがたい魅力です。学生食堂もボリューム重視の定食類が充実しており、「質実剛健で研究に打ち込める環境」として、大学院進学を目指す学生からも高い支持を集めています。
中野キャンパス:カルチャーと先端科学が融合する最先端パークビュー
中野駅北口の再開発地区に誕生した中野キャンパスは、国際日本学部と総合数理学部が使用する14階建ての高層校舎です。警察大学校跡地に整備された「中野四季の森公園」に直結しており、昼休みには広大な芝生エリアでランチを広げる学生の姿が日常の風景となっています。
中野ブロードウェイに代表されるポップカルチャーの発信地でありながら、キリンホールディングス本社など大手企業が隣接するエリアでもあり、産学官連携のプロジェクトや留学生との協働が極めて盛んです。最先端のITラボやプレゼンテーションルームが完備され、都心近接型キャンパスとしての洗練度は4拠点の中でも随一と評されています。