編集されたパッケージ番組として放送されることが大半だった『逃走中』ですが、2022年から2023年にかけての大みそか特番では、番組後半に大規模な生放送パートを組み込む前代未聞の試みが行われました。その生放送の最中に起きたのが、視聴者の度肝を抜いた中継カメラのバッテリー切れ事故です。
緊迫した逃走エリアの映像から突然画面が切り替わり、現場スタッフの生々しい音声「バッテリーを取りかえてください!」という指示がマイクを通じて全国にそのまま流出。スタジオの空気は一瞬凍りつき、進行を務めていたフジテレビの伊藤利尋アナウンサーが「機材トラブルがございました、失礼いたしました」と頭を下げる事態となりました。
このアクシデントに対し、リアルタイムで視聴していたSNSユーザーからは「生放送ならではのリアルな事故」「スタッフの焦りが伝わって逆に臨場感があった」と好意的に受け止める声があった一方、「大事な場面で画面が切り替わりゲームの流れが台無しになった」という厳しい批判も噴出しました。秒単位のスケジュールと広大な敷地をカバーする無線機材のオペレーションがいかに過酷であるかを浮き彫りにした瞬間でした。