開催期間中、来場者の間で最も議論を呼んだのが「会場内のナビゲーション」だった。公式アプリに搭載されたデジタルマップは、リアルタイムの混雑状況やイベント情報を確認できる利便性があった一方で、通信障害やスマートフォンの操作に不慣れな高齢者層からの不満も相次いだ。
「紙の地図が欲しい」という声に応え、会期中盤以降は簡易的な印刷マップも配布されたが、情報のアップデートが追いつかない場面もあった。デジタル移行への過渡期に起きたこの混乱は、今後の大規模イベントにおける情報提供のあり方に大きな教訓を残したと言える。