環境問題だけではない。彼らの活動領域は、地元の経済活動にも及んでいる。シャッター通り化が懸念される瀬田駅周辺の商店街を活性化するため、総合学習の時間を活用したユニークな提案が行われた。生徒たちが考案したのは、SNSを活用した若者向けのデジタルスタンプラリーだ。
スマートフォンの操作に慣れた中学生ならではの視点で、店舗ごとの魅力を短い動画で紹介する。この試みは、これまでネット発信に馴染みのなかった高齢の店主たちからも大歓迎された。「中学生が一生懸命作ってくれた動画を見て、若いお客さんが増えた」と、老舗和菓子店の店主は嬉しそうに話す。世代を超えた交流が、デジタルというツールを介して実現している。