泥沼化する戦いに、一石を投じる技術が登場している。それが、AIを搭載した音響威嚇システムと、緑色レーザーポインターだ。ムクドリが嫌がる周波数の音や、天敵の鳴き声をランダムに変化させて流すことで、慣れを防ぐ試みが一部の自治体で始まっている。
しかし、このハイテク対策も万能ではない。今度は「スピーカーから流れる不気味な音がうるさくて眠れない」という、新たな住民苦情が発生しているのだ。また、強力なレーザー光線が近隣のマンションの窓に差し込むことへの懸念もあり、テクノロジーの導入には高いハードルが立ち塞がっている。