Q1:冷風吹き出し口の温度は正常時で何度くらい下がりますか?
A1:正常にコンプレッサーが動作している場合、吸気温度(室温)に対してマイナス8℃から12℃程度の冷風が吹き出します。室温が30℃であれば、吹き出し口の風はおよそ18℃から22℃前後が適正値です。もし吸気温度と吹き出し温度の差が3℃未満しかない場合は、冷媒ガスの漏れやコンプレッサー保護回路の作動、あるいはフィルターの極端な目詰まりが疑われます。
Q2:ノンドレン機能付きの機種なのに、なぜ底から水が溢れたりエラーが出るのですか?
A2:ノンドレン機構は、発生したドレン水を凝縮器の熱で温めて気化させ、排熱ダクトから屋外へ蒸気として排出する仕組みです。しかし、室内の相対湿度が70%から80%を超えるような環境では、結露の発生量が蒸発能力を物理的に上回ってしまいます。梅雨時やゲリラ豪雨の後はノンドレン機であっても内部タンクに水が溜まりやすいため、定期的な連続排水用ホースの接続や手動水抜きが必要不可欠です。
Q3:排熱ダクトを部屋の外に出さないで使うとどうなりますか?
A3:ダクトを室内に置いたまま運転すると、前面から出る冷風よりも、背面から出る排熱の熱量のほうが確実に大きいため(消費電力分の熱が加算されるため)、部屋の温度は短時間で数度上昇します。締め切った室内での排熱未処理運転は、熱中症を引き起こす危険な行為となるため絶対に避けてください。