プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実

プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実

プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

運動前にプロテインを摂取する場合、タイミングの目安は「トレーニング開始の60分〜75分前」です。この時間設定の背景には、タンパク質の消化吸収スピードが深く関係しています。

多くのトレーニーが愛飲するホエイプロテインは、摂取してから胃を通過し、小腸で吸収されて血中アミノ酸濃度がピークに達するまでに約60分〜90分を要します。つまり、トレーニングの直前(10分〜15分前)に慌てて飲んでも、ダンベルを握っている最中にはまだ胃の中に液体が溜まったままであり、筋肉にはアミノ酸が届いていません。

さらに注意したいのが、運動前の消化不良や胃もたれのリスクです。運動直前にプロテインを飲むと、消化のために胃腸へ集まるべき血液が骨格筋へ分散してしまい、消化器系の不快感やパフォーマンス低下を引き起こします。もし運動まで30分程度しか時間がない場合は、消化吸収の負担が極めて少ない「EAA(必須アミノ酸)」や「BCAA」に切り替えるか、ごく少量のプロテインをぬるま湯や水で薄めて飲む工夫が賢明です。空腹のまま運動を始めて筋肉を分解させないためにも、運動開始の約1時間前を基準に行動パターンを組む習慣を身につけましょう。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。