プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実

プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実

プロテインは運動前と後どっち?最新常識と効果を高める摂取の真実とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

長年、フィットネス界隈で金科玉条のように語られてきた「運動後30分以内の超回復ゴールデンタイム神話」。この時間内に急いでプロテインを流し込まなければトレーニングが無駄になる、と焦った経験を持つ方も少なくないはずです。しかし、近年の国際スポーツ栄養学会(ISSN)などのレビューでは、アナボリックウィンドウ(筋合成の好機)は運動後数時間にわたって開いていることが明らかになっています。

具体的に運動後何分以内に飲むべきかといえば、「トレーニング終了後45分〜1時間以内」の補給が最も実用的かつ推奨される時間枠です。30分を1分でも過ぎたら効果がゼロになるわけではなく、運動刺激によって高まった筋合成感度は24時間から48時間持続します。

ただし、運動前に十分な栄養補給ができていなかった場合は話が別です。空腹でトレーニングを終えた場合、体は強烈なカタボリック(筋分解)状態に陥っているため、運動終了後は可能な限り速やかに、遅くとも45分以内にはプロテインを補給してアミノ酸を補給しなければなりません。運動直後に慌てる必要はありませんが、トレーニング直後の休息を挟みつつ、1時間以内にしっかり栄養を届ける配慮が求められます。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。