釧網線のハイライトである観光列車「くしろ湿原ノロッコ号」(主に春〜秋運行)および「流氷物語号」(冬期運行)は、普通列車以上に天候リスクや特別運休基準に左右されやすい特徴があります。
例えば冬のオホーツク海沿岸を走る「流氷物語号」は、海からの猛烈な季節風による吹きだまりや、接岸した流氷による沿岸部の急激な冷え込み・着雪によって、朝一番の段階で運休が決まる事例が珍しくありません。また、ノロッコ号についても、大雨による釧路川の増水警戒や湿原地帯の強風によって、乗客の安全第一で部分運休や全区間運休となる場合があります。
観光列車を目的に旅程を組んでいる場合、これら指定席列車の運行可否は当日朝6時〜7時前後に公式運行情報へ反映されます。運休が決定した段階で、指定席券は無手数料で払い戻しが可能です。乗車できなかった場合の代替プラン(レンタカーでの展望台巡りや近隣ミュージアム観光など)をあらかじめ用意しておくことが、旅の破綻を防ぐ唯一の防御策となります。