ネット上の旅行まとめ記事や個人ブログには、時に実情と異なる誤解や古い情報が散見されます。訪問時のトラブルを防ぐため、取材班が確認した代表的な「3つの盲点」を整理します。
第1の誤解は、「入場無料=すべて自由に見られる」という思い込みです。下関旧イギリス領事館は建物自体の入館料が無料ですが、企画展や特別公開エリア、カフェ飲食はもちろん費用が発生します。また函館市旧イギリス領事館は、1階の物販・カフェエリアは入場無料であるものの、2階の領事執務室や開港ミュージアムといった主要展示室は大人300円の観覧料が必要です。「無料だと思って素通りしてしまい、一番の見どころを見逃した」という後悔の声も少なくありません。
第2の盲点は、バリアフリーに関する物理的制約です。両館とも100年以上前の設計思想に基づく本物の近代建築であるため、急勾配の木製階段や段差が随所に残されています。車椅子用の昇降機やスロープが一部整備されているものの、2階展示室の一部など歴史的遺構の保全上、完全なバリアフリー化が困難なエリアも存在します。足腰に不安がある方やベビーカーをご利用の際は、事前に動線の確認をしておくことが推奨されます。
第3の盲点は、イベント開催に伴う貸切や展示変更です。2026年最新イベント情報として、春のローズフェスティバルや秋の英国文化週間、さらには夜間ライトアップやクラシックコンサートなど多彩な催しが予定されています。これら特別催事の開催中は、カフェの一般営業時間が短縮されたり、一部展示室の立ち入りが制限されるケースがあります。遠方から訪れる際は、必ず公式アナウンスを直前にチェックしてください。